4月にはいり
まだまだ花粉からは解放されない日々ではありますが新年度が始まり気持ちは晴れ晴れした気分。
私が毎年、4月に入って一番にする仕事は、新しい年度の評価証明の取得に役所に行くというもの。
この言葉だけ聞くと「???」となられる方も多くいらっしゃるかと思いますが簡単に説明をすると
・評価証明書・・・土地や建物などの固定資産の評価額を証明する書類です。固定資産証明書を見ると、不動産の価値の目安が分かり、その金額をもとに固定資産税を計算することができます。
・公課証明書・・・土地や家屋に課税された固定資産税と都市計画税の税額を証明したものです。
不動産を所有している場合【固定資産税納税通知書】というものが自宅に届きますよね。
そこにも、所有不動産の評価額やもちろん税額も記載されています。そこに書かれた評価証明額や税額を証明するのが上記の証明書です。
それをどうして、不動産会社が取得をするのか。
その理由は下記に記した理由からです。
評価証明書・・・不動産の売買時、登記を行うときに課税される登録免許税や相続税、贈与税の計算にも使われ、また不動産を売買するときの価格の参考値にもなります。
公課証明書・・・固定資産税及び都市計画税は1月1日時点に不動産を所有している人に対して納税額が通知されます。そのため不動産の売買を行うときには、売主と買主で固定資産税及び都市計画税を日割りで精算するのが一般的で、課税証明書はその計算に使用します。
■証明書はどうやって取得するには?
固定資産評価証明書を取得するには、資産に関する個人情報であるため、取得できる人が限られています。また、本人確認などの必要書類を用意しなければなりません。
固定資産評価証明書を取得できるのは、原則として不動産の所有者本人の関係者に限られます。関係者とは、所有者と同居する家族です。
それ以外の関係者では、相続人、民事訴訟の申立人などが別にその関係を示す書類を持参することで取得できます。ほかに、所有者本人からの委任状を持参した人も取得ができます。
※私たち不動産会社は所有者様から取得理由をご説明したうえで委任状を頂いて取得します。
今回は不動産の固定資産評価証明書について、その概要や用途、取得方法などをおはなししました。
取得が必要となったときのために、ぜひ今回の情報を頭に入れておいてください。
追伸:先日、熊谷市で開催されている【さくら祭り】に行きました🌸
荒川沿いに約2キロメートルにわたりおよそ500本のソメイヨシノの桜が咲き誇り、夜は桜をライトアップし、夜桜も楽しめます。
熊谷桜堤は「日本さくら名所100選」にも選ばれた場所です。
さくらと一緒に菜の花も咲いており、良いリフレッシュになりました。